Salone
星美ホーム サローネ

  • ARCHITECTURE

東京都・北区の児童養護施設のプロジェクト。
児童養護施設として約 80 年の歴史を持つ「星美ホーム」にはかつて「サローネ」という建物があった。サローネはイタリア語で、人々が集まる大きな部屋という意味がある。 「サローネ」では、子供たちが日々遊びを生み出し、特別な日に劇や催しを共につくり上げ、多くの人が心を通わせ傷を回復していく特別な場所だった。
残念ながら「サローネ」は建物の老朽化建て替えの際に児童養護の助成金の対象にならず建設ができなかった。
根気強く寄付を集め、多くの人の協力をもらいながら、新しいサローネの計画を進め、ここに完成に至っている。「大きな家であり、全体が広場である」ような場を目指し、建築とランドスケープを一体で考えている。

設計|藤原徹平/フジワラテッペイアーキテクツラボ(担当:中村駿太、荒野 颯飛、賴靖森、恩田 福子、稲田 玲奈)

所在地|東京都北区

進捗状況|現場監理中

設計期間|2017年2月〜